「なぁゼロちゃん、聞きたいことあるんだけど」
「…なんだ。簡潔に話せよ、疲れてるんだ」
「分かってる。そのツノって、本物?」
俺はぽつり、と呟いてじっとゼロを見つめた。
ゼロはほんの一瞬だけ動揺して、強がる様に言った。
「…聞いて、どうするつもりだ」
「気になっただけ」
つ、と手を伸ばし、赤い髪を撫でる。
灰色のツノ触れると、ゼロはびくりと体を震わせ、俺の手を払った。
ぱしん、と軽い音がして、じわりと手の甲が赤くなる。
「…触るな」
「酷いな、そんなに拒絶するなよ」
クス、と笑いかけるとゼロは露骨にいやそうな顔をする。
「…知ってるか?ツノって、性感帯に入るらしいぜ」
唇を耳に寄せ囁いてやると、ゼロは一瞬固まって青い顔をした。
触るな、近付くな、そんな言葉の羅列を無視して、その肩を掴んだ。
「少しだけ、いいだろ?ツノに触るだけ、何もしない」
「やめ、触るなっ!」
拒絶するその腕を掴み、枕に押し付ける。
ゼロの柔らかい赤い髪を撫で、堪能した所でツノにそっと触れた。
硬い。…硬質の、ただのツノ。
「なんだ、やっぱり普通のツノだ」
「っ…だから、勘違いするなよ!性感帯だとかそんなことは…」
ぎゅ
「っひぅ」
「じゃあ何で反応してんの?ゼロちゃんかーわいい」
「やめ、握…るなっ…!」
(以下自重
*
友人とツノ萌話になったときの。
「ツノって性感帯らしいぜwwww」
「マジで?すげぇwwwwいじくりまわしてぇwwww」
…醜すぎる、腐女子ってだから好き(好きなのか
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