忍者ブログ

 Novel   Index
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007/12/20

友人がやってたFEZ学生パロ。
まるでゴミのようだ!!

拍手



「きりーつれーちゃくせーき。」
「おい、厳山は何処だ。」
「…また行方不明になってる!!!」

ぎゃあぎゃあと教室内が騒がしくなる。
織は「うるさいな…」と小さく溜息をついた。



場所は変わって屋上のタンクの上。
一人の少女がそこに寝そべっていた。

ぽかぽか、ぽかぽか。
温かい日差しが体を包む。
なんだか下が騒がしくて、ゆっくりと目を開けた。

空はどこまでも青く、雲は白い。
ポケットから携帯を取り出して時計を見る。

2:58
…とっくの昔にHRが始まっている時間だ。

「…!!居眠りしてた…くそ、また先生にどやされる。」

少女は短い髪をかき上げ、わたわたと無意味に慌てた。

ぽかぽか、お日様が照っている。
…気持ちいいのだが、これのせいで寝過ごしたのだ。

「お日様のばかやろっ!」

そう呟いてタンクの縁に手を掛け、飛び降りる。
その時。

「…え?」




「探せといってもな…第一顔も知らない。」

クラスメイトだからといって、まだ始まって3ヶ月も経っていない。
名前と顔が一致しないのも無理ないことだ。

とにかく、サボりには丁度いいかもしれない。
…探してましたといえば問題はない。

定番というかなんというか、サボるのは屋上と決まっている気がする。
たんたん、と階段を上がってノブに手を掛ける。

キィ、と扉がきしんで、温かい日差しが肌に触れる。
その時。

「(…影?)」

不審に思って見上げた。
肌色と、青。


「ひやぁあああああ!!!!」
「っ!?」

どしゃあっ!

「ごっ!ごめん!俺様いそいでるからっ!」
「ちょ、え、おい、」

短く、黒くて艶やかな髪に赤いメッシュ。
忘れられそうにもない青。



「ぱ…ぱんつ見られた…俺様としたことが…」




キリ「!!ぱんつ電波受信!?」



PR
 Novel   Index
忍者ブログ [PR]